[記事翻訳] Japan, Home of the Cute and Inbred Dog

アメリカのパピーミルの問題は深刻です。多くの犬が人間の欲(利益)のために量産され、不要になった犬たちは、それこそ工業製品のように殺され、捨てられ、野良と化した犬達はさらに道端で子を産み、保健所やシェルターには行き場のない犬が溢れ、どこからも引き取り手が現れない犬たちは、殺処分室へと送られます。

10年ほど前、NYタイムズに、日本で売られる犬に遺伝子異常や奇形が多いという記事が掲載されました。その記事のことを、数日前にツイッターで紹介↓↓したら(誤字ごめん)、多くの方から反応がありました。

 

アメリカで起きているパピーミルの問題は、日本でも起きている—。

それをひとりでも多くのひとに知ってもらいたいという気持ちから、記事を全文訳しました。10年も前の古い記事ですが、この記事で語られた問題は、きっと、日本のどこかで、今も続いている。アメリカの10年前のパピーミル問題が、潰しても潰しても、あらたに湧いてくるのと同じように。

お願いです。軽い気持ちで、モノのつもりで、「命」を店頭で買わないで。

犬を飼いたくなったとき、生体販売のペットショップに向かう前に、どうかシェルターをのぞいてあげて。

どうしても特定犬種が欲しい方は、店頭ではなく、その犬種で定評あるブリーダーから直接入手してほしい。

以下は、2006年12月28日に、ニューヨークタイムズに掲載された記事の翻訳です。(翻訳文中に挿入された写真は原文記事に掲載されているのと同じ写真です。)

原文はこちら:Japan, Home of the Cute and Inbred Dog

日本は愛らしい近親交配された犬の国

2006年12月27日 東京

DogInbred.jpg

青っぽい毛色をしたチワワが欲しくはないですか?

それとも、ハンドバッグに入ってしまうぐらい小さなティーカッププードルはいかがでしょう?盆栽のワンコ版とでもいいましょうか。

日本人は、そんな犬たちが大好き。

ここでは希少な犬を愛でるひとたちがいて、100万円といった驚くほど高価な価格がついたりする。だが、そんな犬と一緒に産まれてきたきょうだい達に、ほんとうの問題が隠れている。遺伝子異常を抱え、四肢が欠けていたり、目や鼻がない子犬たちだ。

脳にひどい障害を持ち一日中ぐるぐると円を描いて走り続ける犬がいる。骨が弱すぎて体内で溶けてしまう犬もいる。獣医師やブリーダーらは、売られている多くの犬が何らかの病気を隠し持っていて何年か後にそれが発症することもあると言う。

ミヤウチ・キヨミさんは、そういう悲しい体験をすることになった飼い主のひとりだ。何年も前に買ったボストンテリア2頭のうちの一頭が、昨年ミヤウチさんの居間で突然倒れ、けいれんを起こして死んでしまった。3月には、その犬が産んだ子犬の一頭が同様の状態で突然亡くなり、もう一頭の子犬は目が見えなくなった。

ミヤウチさんの体験談はここでは実はしょっちゅう起こっている。だが、その問題に注意が向けられるようになってきたのは最近のことだ。無謀な近親交配のせいで、日本は遺伝子異常を抱える犬の割合が世界的にみても高く、異常発生率は米国や欧州の4倍もあったりする。

日本という国は、抱きしめたくなるキュートなものを社会的なステータスシンボルに変える傾向がある。日本でいま犬たちが抱えている病気も、そうした傾向が生んだ悲劇だ。しかし日本人には流行に飛びつくところもたぶんにあって、彼らは常になんらかの流行りに囚われているひとたちにも見える。

「日本人はなにかブームが起こると熱狂的になりやすいんです。」そう語るのは相模原市の麻布大学獣医学部で遺伝子異常が専門のカゲヤマ・トシアキ教授だ。「でも、犬は単なるステータス・シンボルじゃない、生き物なんだということを忘れている人がいる。」

日本では犬は流行の最中だ。さほど問題にはならないだろう流行りだと、たとえばピンク色の流行というのがある。ピンクのデジカメ、ピンクのポータブルゲーム機、そしてもちろん、ピンクのラップトップコンピューター、そういうグッズが若い女性の間では必須アイテム扱いだ。去年は‟虫王”というカブトムシを戦わせるコンピューターゲームが流行った。

日本発の大流行の中には、大平洋を越えてアメリカに渡りそこでも子供達を夢中にさせたものもある。コンピューターのスクリーン上で育てるバーチャルペットのたまごっちや、風変りなカートゥーン満載のポケモンがそのよい例だ。

神経を磨り減らすような教育システム下で、日本人は周囲と調和を保つよう教え込まれる。日本人の流行りものへの愛着は、そうして叩きこまれる集団を重んじるカルチャーの反映かもしれない。しかし、一大ブームが巻き起こる現場には、ビッグ・ビジネスの影もみえる。ソニーや任天堂といった企業は、可愛らしくて新しいキャラクターやデバイスを次々に生み出して、人々に愛される次のヒット商品を創り出すのに忙しい。群れで動く日本の消費者心理に便乗し、ソフトウェア開発者からマーケッター、そしてディストリビューターまで、複雑な産業構造全体を維持してゆくのに、そうした大流行が貢献しているのは間違いない。

それと同じことが、急成長で現在年商100億ドル(1兆円)規模とも言われている日本のペット産業にも起きている。現在は、某金融会社のテレビコマーシャルに登場したチワワが犬種としては大人気だ。1990年代初め頃は、シベリアン・ハスキーが出演するテレビドラマが話題になり、それまで日本では数百頭しか売れてなかったシベリアン・ハスキーが、ブームに乗って一挙に6万頭売れた。しかし、日本ケンネルクラブの話では、その流行が去るや、シベリアン・ハスキーの売り上げはガタ落ちになったという。日本の小ぶりな住宅事情にはそぐわない大型犬だったにも関わらず、シベリアン・ハスキーに人々は熱狂したのだ。

合衆国でも特定犬種の売り上げが急増することはある。米国では人気犬種を量産する‟パピー・ミル(子犬工場)”の問題に悩み、対抗措置として、病気を抱えた動物の販売を禁ずる法律がいくつもの州で施行された。

しかし、ある犬種が人気になると、その売上げ急増の仕方が日本ではとりわけ極端と統計が語っている。ケンネルクラブによれば、倫理観に欠け大流行に便乗して儲けることしか考えず、僅かの数の親犬から大量の子犬を量産するブリーダーが存在するという。日本には健康管理の行き届いた環境を心がけるブリーダーが大勢いるが、中には金儲け優先で犬の状態に注意を払う気などない繁殖業者も一部でまかりとおり、パピーミル乱立に至っているというのだ。

さらに、日本の犬繁殖業界にそうした危険な近親交配がはびこるもうひとつの隠れた理由に、日本の出生率の低下を挙げる獣医師や専門家もいる。

子供を持たない女性やカップルの数が増加するに従い飼い犬の数も増えていて、彼らは子供の替わりに犬を可愛がり甘やかしている、と専門家は指摘する。ペット業界誌の発行元ヤセイ社の社長ハラダ・タカシさんによれば、日本でペットとして飼われている犬の数はこの10年間で倍増し、昨年時点で飼われていた犬の数1300万頭、これは12歳以下の子供の数を上回る数字だという。

ハラダさんは「子どもの数が少ない、あるいは全くいない家庭が、その空白を埋めるために犬に向かっているのです。」と言う。「家族の一員として迎える犬なのだから、人間のように、ユニークで特徴のある犬がいい、そう考える人がいる。」

実際、そうした飼い主の多くが、子供を誇る親のようなつもりで、他人にみせびらかすことができる犬を欲しがる。特別な犬を手に入れるために彼らは高額を支払うのを厭わないし、珍しい犬であればあるほど高値が付く。特徴として毛色が青みがかっている犬を欲しがる買い手が多いが、それは劣性遺伝子が持つ特徴であり、やはり他の劣性遺伝子と掛け合わせることでのみ生み出すことができるのだという。

劣性遺伝子の掛け合わせには、近親交配が手っ取り早い。その特徴を受け継ぐ子犬を代々産ませるために、その劣勢遺伝子を持つ犬は、自分が産んだ子犬と繰り返し交配させられる。

近親交配でも、注意深く手順を踏めば安全な場合も実際ある。しかし、日本では、細心の注意を払うどころか、利益の前にはそんな注意はお構いなしの繁殖業者が多すぎる、と専門家たちは言う。たとえば、青みがかった毛色をした子犬を一頭生み出すごとに、奇形を伴う犬が何頭も一緒に生まれてくるという。奇形も、劣性遺伝子を掛け合わせた結果なのだ。

「需要が非常に強いので、繁殖業者のほうもその需要に便乗しようという誘惑にかられる。」そう述べるのは、チワワのブリーダーとして日本でトップと定評があるカワナベ・ヒデカズさんだ。「手早く金儲けをすることしか考えていない、犬を工業製品かなにかだと思っている、そういう悪徳ブリーダーが一杯いるんです。」

問題が認識されてから日が浅いため、ラブラドール・レトリーバーの腰骨奇形に関する遺伝子異常の総合調査も日本ではつい2年前に出されてきたばかりだ。その調査結果によると、ラブラドールの半分近くに腰骨の形状異常が発生していた。同調査を手掛けた麻布大学のカゲヤマ教授によると、この結果は米国の4倍にあたる数値なのだという。

広島市でペットストアを営むササキ・ヒロフミさんは異常を持った犬が多すぎることにこころを傷め、昨年古いバーを改築し、異常を抱えた犬達が余生を過ごせるホスピスを作った。これまで彼が引き取った犬は32頭いるが、生き残っているのは12頭しかいない。

dog hospice.jpg

ササキさんの犬ホスピスに、ケイカと名付けられた1歳の雌のダックスフントがいる。耳が聞こえず、目は絶え間なくあちこち彷徨う。この犬のブリーダーは当初、ダックスフントとしては珍しく身体の半分が白いということで、この子を7500ドル(75万円)で売ろうとした。

「人間の自然な肌色が青ではないように、白い身体のダックスフントも自然の色ではないんですよ。」とササキさんは言った。

そのブリーダーはササキさんに、ケイカを創り出すために子孫を3代掛け合わせたと言ったそうだ。つまり人間でいうと、まず娘と交配させ、生まれてきた孫と交配させ、そこで生まれてきた曾孫とさらに交配させたら、ケイカができた。しかしケイカと一緒に産まれたほかの4頭の子犬はいずれもひどい奇形だったため、生後すぐに処分された。

先に登場したボストンテリアの飼い主で神戸在住のミヤウチさんは、犬の近親交配が日本で広く一般に行われていることを知り愕然とした。彼女の2頭目のボストンテリアが亡くなった時、ミヤウチさんはブリーダーに連絡を取ろうとしたが、ペットショップから渡された電話番号は使われていない番号だった。

「誰もこの業界を監視していないのです。」とミヤウチさんは言った。

日本政府は監督が行き届いていないことを認めており、この6月に遺伝子異常が認められる犬を繁殖に用いる業者からブリーダー免許を剥奪する法律を作った。しかしペット業界の管轄である環境省には、全国に2万5千あるペットショップや、犬舎、ブリーダーをモニターして取り締まる人員が4人しかいない。

日本ケンネルクラブでは、この4月から、血統書上にDNAスクリーニングテストの結果を記載し始めた。しかしそれも、危険な近親交配を防ぐため犬種ごとに認可される体色を徹底させているアメリカン・ケンネルクラブの規則には及ばない。

日本ケンネルクラブ会長のナガムラ・タケミさんは、「犬の遺伝子異常への対策では、日本はかるく30~40年は遅れているんですよ。」と言う。

動物ケアに関わるプロ達は、究極的な解決にはブリーダーだけではなく将来犬の飼い主になるかもしれない側も教育する必要があると口をそろえる。

日本動物愛護協会で獣医を勤めるヤマグチ・チズコさんはこう言う。「もし消費者の側が、不自然な姿をした犬を買いたがるのをやめれば、ブリーダーも危ない繁殖を止めるようになるのです。」

(記事終)

Advertisements

Sand Bar

Our seaside cottage is located near Lubec, Maine.  If you see a US map, go all the way to the eastern most point of the shore lines of the Atlantic Ocean.  You’d find Lubec right on the border of Canada and the US.  It’s a beautiful remote village with no frills.  It’s the Real Maine, Real McCoy.  My favorite spot is a long stretch of natural dune, called Sand Bar. (See maps below.)  A few days ago, on a sunny day, I hiked the Sand Bar with my dogs.

わたしたちのセカンドハウスは、メイン州のLubecという海沿いの村の近くにあります。合衆国の地図を大西洋沿いにずっと北東に辿ってゆくと、いちばん東端のカナダとの国境沿いにその小さな村はあります。ここまで遠くに来ると、夏の盛りでも観光客の数は知れていて、まったく観光ズレしていない「本物のメイン州」が見つかります。わたしのお気に入りスポットは、Sand Bar と呼ばれる場所。細く長い砂丘が海に突き出している。すぐそこにカナダが見えている。下の地図では Bar Road とあたかもそこに「道路」が作られているような表示ですが、実際には、ここには「道」はありません。おそらく何千年も何万年も昔から、そこにそうしてあったように、ただ長い砂丘と浜が続いているだけです。数日前、お天気の良い日にワンコ達をつれて、ここを散歩してきました。

Screenshot_2016-12-01-12-57-14_Ink_LI.jpg       Screenshot_2016-12-01-12-19-48.png

2016-11-28 11.46.11.jpg
Sand Bar Wildlife Management Area  サンド・バー自然生態保護管理区域

Information:  Natural Resources Council of Maine /  South Lubec Sand Bar

2016-11-28 12.21.11.jpg
This beach is a mile-long.  Canada is seen across the water.  2㎞ほども続く長い長いビーチ。海を挟んですぐ向こうには、カナダ領が見えている。
2016-11-28 11.47.57.jpg
A number of streams run through the vast natural salt marsh.  It’s the home for hundreds of hundreds of wild migratory birds.  サンド・バーと陸地の間には広大な海水湿地が広がり、水流がいくつも流れています。渡り鳥の宝庫。
2016-11-28 12.04.23.jpg
It was a beautiful sunny day; the sun was reflecting on the water. 太陽が高く昇り、海面に反射していた。
2016-11-28 11.54.52.jpg
Water is extremely cold, but Frankie walks fearlessly in the crystal-clear water.  海水は切れるように冷たいけれど、フランキーはかまわず海の中を歩きます。海は透き通っている。
2016-11-28 12.04.50.jpg
My 3 dogs love to play on the Sand Bar.  ワンコらもSand Barで遊ぶのが大好き。
2016-11-28 12.05.43.jpg
For this time of the year, it’s warmer than usual, but the wind still gets very chilly.  No one on the beach.  例年より暖かめですが、この季節になると海風は冷たく、ビーチには誰も来ません。
2016-11-28 12.38.55.jpg
Priscilla, the hunter, is sniffing around.  プリシラちゃんはクンクンしっぱなし。
2016-11-28 12.13.40.jpg
During the summer, the dunes are covered  with beach roses.  The red fruits are rose hips. 夏になると砂丘はハマナスで覆われます。赤い実はローズヒップ。
2016-11-28 12.08.12.jpg
Zoolander, running free in the chilly wind, chasing birds.  ズー君は鳥を追いかけ冷たい風の中を自由に駆け回ります。
IMG_20161201_113107.jpg
Back home.  The sunset on the bay from my windows.  帰宅すると夕日がベイ(入り江)に沈みかけていた。

Making an Apple Pie

For Thanksgiving this year, we decided not to go for the traditional turkey dinner.  First, my husband and I were not expecting any guests here in this remote Maine cottage, and a big butter ball turkey would be just too much for two of us.  Second, our dogs are not big fans of turkey meats anyway.  So we just made a simple regular meat loaf and a  few vegetable side dishes.  Easy and simple.  But just for deserts, I stick to the traditional American favorite – an apple pie!

11月24日の木曜日は、米国は感謝祭の祝日でした。今年はド田舎のメイン州のコテージで、ディナーは夫とわたしの二人きり。ゲストも誰もいない静かなサンクスギビング。なので、感謝祭の伝統料理の七面鳥の丸焼きはやめました。作っても、ふたりじゃ絶対に余るし、ワンコたちもターキーは大好物でもないようです。替わりに、我が家の感謝祭メニューは、普段よくつくる簡単なミートローフと冷凍野菜のサイドディッシュ、という手抜きメニュー。ただし、デザートだけは、ちゃんとしたパイを作ろうと思い立ち、アップル・パイを焼きました。アメリカの国民的デザートよ(笑)。

今回はその作り方を紹介します!(ズー君も参加しました)



うちの田舎コテージからドライブウェイを上がってゆくと、広い田舎道に出て、そこに大きなリンゴの木が立ってます。このあたりは100年ぐらい前は農地と果樹園だったらしくて、リンゴの木があちこちにあります。

農地はとうの昔に手放され、いまではもう手入れをする人は誰もいなくなったけれど、古い木でも春になると花が咲き、ミツバチが受粉して、夏の終わりにこうして実をたくさんつけます。自然てすごい・・・。

11月も末になると、リンゴのシーズンはピークを過ぎて、木の根元にリンゴがいっぱい落ちています。でも枝にもまだ沢山、果実が残っていた。パイを作ろうとおもい、1キロぐらい、もいできました。地面に落ちてる果実も、きれいなのを選んで拾いました。

2016-11-17 14.59.19.jpg
Around our seaside cottage, there are many big old apple trees.  It appears that farmers were growing apples around here many many years ago.  No one takes care of the trees any longer, but the trees still yield many fruits year after year – What a magic of Mother Nature.  By now, many apples fell to the ground. Doggies were checking them out.
2016-11-17 14.57.50.jpg
Obviously the peak had passed, but some apples still looked good.
File Nov 26, 10 47 46 AM.jpeg
I picked a couple of pounds of beautiful apples, some from the ground and others from branches.  Getting ready to make the apple pie!

Ingredients – 材料

  1. リンゴ (芯を取り皮をむいて)1キロぐらい (apples, about 2 pounds, peeled and cored)
  2. 無塩バター 大さじ2~3 (2 to 3 table spoons of butter, unsalted)
  3. シナモンパウダー 小さじ半分 (1/2 teaspoon of ground cinnamon)
  4. オールスパイスパウダー 小さじ4分の1  (1/4 teaspoon of ground all spice )
  5. 塩 小さじ4分の1 (1/4 teaspoon of kosher salt)
  6. グラニュー糖 半カップ (1/2 cup of granulated sugar)
  7. コーンスターチ 大さじ2 (2 table spoons of corn starch)
  8. アップルサイダービネガー 大さじ1~2杯 (1 to 2 table spoons of apple cider vinegar)
  9. 市販のパイ皮 (pie crust – I bought Pillsbury’s at a super market)
  10. 卵 ひとつ (one egg for egg wash)
  11. グラニュー糖 大さじ1 (1 table spoon of granulated sugar to sprinkle)

Directions – 作り方 (See photo captions below)

  • 皮をむき芯を取ったリンゴを大き目にざっくり切る(あまり小さく切らずにザックリ一口大がよし)。切ったあと、冷蔵庫でひと晩かふた晩ぐらい置いて寝かせて、水気を飛ばすとよい。
  • フライパン(ソース鍋でもいい)にバターを溶かし、リンゴにバターをまぶすように混ぜ返し、中火で炒める
  • 材料の3,4,5、6を混ぜて、リンゴに振りかけ、ときどき混ぜ返しながら、リンゴから水気が出て少し柔らかくなるまで、10分程度煮る。
  • アップルサイダービネガーを適量振りかけ、コーンスターチも振りかけ、混ぜ返してさらに数分煮て、火からおろし、冷ます。
  • パイ皮を一枚、パイプレートに敷いて、プレートごと冷凍庫に入れておく。(市販のパッケージには2枚入っています。残りの一枚は蓋に使うので冷凍しないこと。)
  • パイフィリングが室温程度に冷めたのを確認して、オーブンを425℉(220℃)に温め始め、冷凍しておいたパイ皮にフィリングを詰める。
  • もう一枚のパイ皮を被せて、周りを織り込むように蓋をして、ナイフで適当に穴をあけ、その上から、溶き卵を塗り付ける。卵が乾かないうちに、グラニュー糖を表面全体に振りかける。
  • 425℉(220℃)に温まったら、シートの上にパイプレートを置いて、20分間焼く。
  • 20分経ったら、オーブンの温度を375℉(190℃)に下げ、さらに30~45分ぐらい焼く。パイの表面が綺麗なキツネ色になり、ナイフの切れ込みから、フィリングがグツグツ煮えてるのが見えたらOK。
  • オーブンから取り出したら、完全に冷めるまで2~3時間放置。室温になってから冷蔵庫に入れ、さらに冷やす。(暖かいうちにナイフで切ると、形が崩れる。)
File Nov 26, 10 44 33 AM.jpeg
Peel, core, and cut apples into chunks.  Do not cut them too thin or too small.   Chunky apples taste better.  Loosely cover and let it sit in the fridge overnight, or up to 3 days. (To reduce moisture of the fruit.)
2016-11-24 11.27.57.jpg
Melt butter in a large frying pan (or sauce pan).  Medium heat.  Add apples, stir to coat the fruit with butter.  Cook a few minutes, turning over occasionally.
2016-11-24 11.36.59.jpg
Mix ingredients 3, 4, 5 & 6.  Sprinkle the mixture over the fruit, continuously stir and combine.
2016-11-24 11.43.35.jpg
Cook 10 minutes or so.  When the fruit starts to soften, sprinkle apple cider vinegar and corn starch, mix well.  Remove the pan from the heat, and let it cool to room temperature.  (Zoolander has decided to participate in this project. )
2016-11-24 11.54.00.jpg
I used Pillsbury’s pie crust, sold in any supermarkets.  (The package contains 2 sheets.) Fit one sheet into a 9-inch pie plate.  Place the plate and dough in the freezer.   (Zoo is making sure I’m doing OK.)
2016-11-24 13.42.15.jpg
When the pie filling is cooled down, preheat the oven at 425℉.  Out of the freezer, fill the pie plate with the cool filling.  Then, place another pie sheet on the top and close the edges.  (Zoo is checking if I’m following correct procedures.)
2016-11-24 13.47.26.jpg
Using a small knife, cut open several vents in the crust for steam to escape while cooking. Brush the top of the pie with egg wash.  Sprinkle granulated sugar on the top before the egg dries. (Zoo is patiently waiting for the result.)
2016-11-24 13.51.00.jpg
Place the pie in the oven, bake it on the baking sheet.  20 minutes at 425℉.  Then reduce the temperature to 375℉, continue to cook until the pie surface is golden brown and the filling bubbles through the vents.  30-45 minutes.
2016-11-24 14.57.52.jpg
Voila!  Let it cool for at least 2 to 3 hours to room temperature.  It’s better to refrigerate further before cutting.  Do not cut the pie while hot.  The pie would fall apart if you cut before it’s completely cool.

焼き上がるころには、シナモンとアップルの素晴らしい香りがキッチンに満ちています。しっかり冷えてからナイフで切り分けます。冷たいままでもいいですし、お好みで電子レンジで温めても。アイスクリームやサワークリームを添えて、いただきます。(わたしは断然サワークリーム派です!)

2016-11-24 14.57.12.jpg
Wonderful aroma of cinnamon and apple filling the kitchen.  Frankie joined the project.  Doggies are ready to celebrate Thanksgiving!
2016-11-25 20.03.35.jpg
Cut the pie while it’s cool.  You can quickly reheat the piece in microwave oven before serving.  Serve with sour cream (shown in photo) or vanilla ice cream.  Y-U-M-M-Y!!!

 

さて、今回は、自分でもびっくりするぐらい上手にできたのでした。

忘れないように、今回発見したコツを最後にメモっておきます。

  • フィリングを詰める段階で、ザックリ切ったリンゴが、完全に煮えてなくてもいい。むしろ、出来上がった時にリンゴの歯ごたえが少し残ってて、サクサクおいしい。
  • フィリングにアップルサイダービネガーを少量振るだけで、味が締まっておいしくなる。
  • 切り分ける前に冷蔵庫にいれると、コーンスターチがしっかり固まって、綺麗に切り分けられる。
  • 今回使ったリンゴは、旬を過ぎ、味も少々呆けてて、そのまま食べるには水気が足りない感じでした。でも、パイフィリングにするには、むしろ水気が少ないほうが調理中に出てくる果汁にパイ皮が浸ることもなく、綺麗に焼き上がることがわかった。

Porcupine Attack

月曜日(11月14日)にNY郊外の自宅を発ち、火曜日(15日)にメイン州の海沿いの東端に着いた。

走行距離にして550マイル(880㎞ぐらい)、日本だと静岡から青森にいくぐらいだろうか。長い長いドライビング。

旅の疲れも癒えた昨日、お天気もよかったので、ワンコらを全員連れて長いハイキングに出かけた。

気温も11月とは思えないほどマイルドだが、それでも海の水温は流石に冷たい。このあたりは北海道の知床の緯度と大して変わりませんからね。

I left my home in NY State on Monday and arrived at the eastern most county of the United States in Maine on late Tuesday night.  It was a long drive, nearly 550 miles.  I took a long hike in this remote sea-side community with my dogs yesterday.

2016-11-18 14.49.46.jpg
高い丘からベイ(入り江)を見下ろす。青い空と水の色が綺麗。Looking down the Straight Bay from a hill top.
2016-11-18 14.04.04.jpg
鹿狩りの季節で森の中どこにでもハンターがうろついているため、ワンコたちには全員オレンジ色の安全ベストを着せています。私もオレンジの帽子やベストを身に着けます。It’s the hunting season here, and this area is an active hunting ground.  My dogs and I all wear bright orange safety vests when going out.
2016-11-18 14.00.08.jpg
フランキーは泳ぎが大好き、水とみればどんなに冷たくてもすぐに飛び込みます。海岸には海藻がたくさん流れ着いていました。Frankie loves swimming and he jumped right into the chilly sea water.  The shore of Whiting Bay was covered with floating seaweeds.
2016-11-18 14.01.13.jpg
プリシラちゃんとズー君は泳ぎが苦手のヘタレのため、岩の端っこに身を寄せて、水に入ろうかどうか一緒に悩んでいます。(笑)Priscilla and Zoolander, together cautiously testing out the water condition.  Both of them are not good swimmers.  LOL
2016-11-18 15.04.05.jpg
さらに森の奥へ奥へと進みました。We further hiked to Kelly Point.

出発してから、6~7km も歩いたでしょうか。そろそろ全員疲れてきたので帰ろうかと思い、ワンコ達に「帰るよ~」と声をかけ振り返ったとき、ズー君が白樺の木に向かって突進し、枝にしがみついてる”何者か”に向かって飛び上がる姿が目に入りました。

その瞬間、わたしの全身の血が凍った。

「ズーー!!!!止めなさーーーーい!!!」

わたしの絶叫も空しく、ズー君はその”何者か”を引きずり下ろしたのです。

パニックしてワアワアわめきながら走り寄った私のもとに戻ってきたズー君の顔には、ヤマアラシの太い針がいっぱい刺さっていたのでした・・・。

We hiked good four, five miles.  We were all tired; we were ready to go home.  “Let’s go back, guys!” I called out my dogs.  Then, it happened.  I saw Zoolander dashing to a tall birch tree and jump at “something” – something like a ball – clinging to a branch.  I realized what it was.  My blood froze.  “Stoooooop!!!!”  I screamed, running toward him to pull him away.  But it was too late.  When he ran back to me, Zoo’s face was covered with sharp porcupine quills.

2016-11-18 15.30.31.jpg
電話をかけ夫に来てもらった。ツールで抜こうにも、ズー君が痛がって暴れ、チカラの強いピットブルのズー君を抑えておくことができないうえ、刺さってる針の数が多過ぎて、獣医のもとに行くしかないと判断。My husband tried to pull the quills out.  But so many quills were stuck deep in his flesh, and Zoo, a strong young pit bull, refused to stay still because of the sharp pain.  We had to take him to a vet.
2016-11-18 16.22.42.jpg
獣医クリニックに連れてきました。ヤマアラシの針は先端がちょうどカギ針のようになっていて、いったん刺さると簡単には抜けません。ズー君は口元だけではなく、舌にも、また口の中の上あごにも沢山ささっていて、麻酔をかけて抜くしかありませんでした。At the vet clinic, we were told by the doctor there were so many quills stuck even inside his mouth.  He had to be anesthetized.
2016-11-18 16.25.07.jpg
ズー君がチョッカイ出したヤマアラシは、まだ幼いヤマアラシだったため、細くて小さな棘のような針が前足の肉球に無数に刺さっていました。小さく柔らかい針だけに抜くのがむしろ困難。Zoo attacked (or was attacked by) a baby porcupine.  His front paws were covered with small soft baby quills, which made the removal rather difficult.
2016-11-18 16.27.03.jpg
自分の置かれてる状況がぜんぜんわかっていない問題児ズー君。実はヤマアラシにやられたのは、これで二回目。He had no clue what had happened to him, though this was his second time of being attacked by a porcupine.

獣医さんが刺さった針を抜いてくれている間、わたしたちは小一時間、待合室でズーが出てくるのを待ちました。クリニックのスタッフに付き添われて奥の手術室から出てきたズー君はまだ麻酔から完全に醒めていないらしく、ヨタヨタした足取りで車に乗り込み、帰宅しました。

翌朝は元気になっていましたが、前足から抜けきれなかった細い棘が肉球に残っているため、すこしヨタヨタしていました。

そして、すべてが平穏に戻った時・・・私たちのお財布からは、麻酔、針を抜く費用、術後の痛み止めや化膿しないための抗生物質といったお薬代など、しめて350ドルが消えていました・・・(がーーん)。

After an hour or so, Zoolander came out of the operation room with no quills in his face. We drove him home while he was still drowsy due to the anesthesia.  His ruthless act cost us $350 that night.

おそるべしPorcupine・・・無敵のヤマアラシ・・・ライオンすら近寄りたがらない・・・

Porcupine2.jpg

Porcupine.jpg